「子犬はいつ頃から首輪を付ければいいの?」
「子犬が初めて付ける首輪の選び方は?」
子犬の飼育用品を揃えていると、首輪を付け始める時期が気になった方が多いのではないでしょうか。
首輪は、子犬がお散歩デビューする前に慣らしておくことが大切です。首輪に慣らすときには、手順を守って、できる限り恐怖心を与えないようにする必要があります。
今回は、首輪を付け始める時期と子犬向けの首輪を選ぶときのポイントを紹介します。 記事を最後まで読んでいただけると、子犬に首輪を慣らす方法が分かり、子犬に適した首輪を選ぶことができるでしょう。
この記事でわかること
- 子犬の首輪はいつから付ければいいのか
- 子犬の首輪を慣らす方法
こんな人におすすめの記事です
- 子犬に首輪を付けていいのはいつ頃なのか知りたい方
- 子犬向けの首輪を慣らす方法を知りたい方
- 犬の飼育が初めての方
子犬の首輪はいつから付ける?
子犬の首輪は、生後3か月頃から付ける練習を始めるのがおすすめです。また、首輪を付け始める時期の目安は、家に迎え入れて約1週間後です。
家に迎え入れたばかりの子犬は、慣れない環境にストレスを感じているため、首輪を付け始める時期には早すぎるといえるでしょう。迎え入れて1週間もすると、徐々に家に慣れてきているので、首輪を付ける練習を始めることができます。
また、お散歩デビューの日までに首輪に慣れておくと、お散歩がスムーズにできるでしょう。首輪を付けたばかりの頃は、首の違和感から掻いたり、興奮して走り回ったりすることがあります。そのとき、飼い主が慌てて首輪を外したりせずに、子犬が落ち着くまで見守ることが大切です。
首輪を慣らす手順
ここでは、子犬に首輪を慣らす手順を紹介します。
- 軽い素材のものを首に巻く
- 装飾の少ない首輪を付ける
- 首輪にリードを付ける
子犬に無理やり首輪を付けると、首輪への恐怖心からトラウマになる可能性が考えられます。そのため、以下の手順を参考に愛犬のペースに合わせて首輪を慣らしてあげましょう。
リボンやバンダナなど軽い素材のものを首に巻く
いきなり圧迫感のある首輪を付けることを、嫌がる犬が多くいます。そのため、はじめはリボンやバンダナなど軽い素材からの練習がおすすめです。
リボンやバンダナは、子犬ににおいを嗅がせてから首にかけます。このとき、犬が嫌がらなかったらご褒美をあげてよく褒めましょう。
次に首にかけたリボンやバンダナを、首に軽く巻きます。嫌がらなかったら、ここでもご褒美を与えましょう。付けた状態で落ち着いていられるようであれば、徐々に付けている時間を伸ばして慣れさせていきます。
装飾の少ない首輪を付ける
リボンやバンダナに慣れてきたら、装飾の少ない首輪を使用して、上記と同じ手順で付けてみましょう。
首輪は、最初はゆるめに付けるのがポイントです。ただし、ゆるく付け過ぎると、子犬が首輪を噛んで誤飲する可能性があるので注意しましょう。
飼い主が子犬の様子をみられない場合には、つけっぱなしにするのを避けた方がよいでしょう。子犬が首輪に慣れていないときは、予測していなかった行動をすることがあるので注意が必要です。
ゆるい状態に慣れたら、首輪を少し締めて適切な状態で慣らします。首輪と首の間に、指が1~2本入るくらいのキツさを目安に、締めていくとよいですよ。
首輪に慣れたらリードを付ける
首輪をしていても、ご飯を食べたり遊んだりできている場合は、最後にリードを付ける練習をしましょう。
はじめのうちは、リードが張って首に負担がかかる状態を避けるように注意が必要です。犬がリードを噛む場合は、犬の前にリードが来ないように調整します。散歩を始める前に、リードが付いた状態でも問題なく歩けるように練習しましょう。
子犬向けの首輪を選ぶポイント
子犬用に首輪を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 素材
- 幅
- 着脱のしやすさ
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
軽く柔らかい素材
軽く柔らかい素材の首輪であれば、初めて首輪を付ける子犬でもあまり抵抗なく付けることができます。
初めてみる首輪を首に巻かれることは、子犬にとって恐怖を感じやすい状況です。首輪に一度恐怖心を感じると、首輪がトラウマとなり、首輪を付けることを嫌がるようになります。
そのため、初めて付ける首輪は、軽くて柔らかい素材でできたものがおすすめです。軽くて柔らかい素材の首輪は、子犬の恐怖心を和らげてくれるでしょう。リードを引くと首が締まるような首輪は、初めての首輪としては不向きなので注意が必要です。
1cm程度の幅
子犬の初めての首輪には、幅が1cmほどのものを選ぶことをおすすめします。
幅が太い首輪は、付けたときに違和感を感じやすく、首輪を嫌いになる可能性があります。子犬が違和感なく付けられるように、首輪は幅に注目して選ぶとよいでしょう。
ただし、成犬になったら、もう少し幅の太い首輪を購入する必要があります。とくに大型犬の場合は、1cm幅の首輪を付けていると、簡単に壊れてしまいます。愛犬の成長に合わせて、適切な首輪を買い替えるようにしましょう。
スムーズに着脱できる
首輪の留め具は、ベルト式とバックル式の2種類に大きく分けられます。
ベルト式は、外れにくいというメリットがありますが、金具をベルトの穴に通す必要があり、着脱に時間がかかります。一方、バックル式は留め具部分を差し込むだけで付けられるので、着脱がしやすい首輪といえるでしょう。ただし、留め具部分に強い力が加わると、首輪が外れてしまう可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。
じっと待つことが得意ではない子犬には、スムーズに着脱できるバックル式がおすすめです。大人しく首輪の装着ができる子犬であれば、丈夫なベルト式が安心でしょう。
子犬が首輪を嫌がるときの対処法
子犬は、一度でも首輪に苦手意識を感じてしまうと、首輪を付けることが難しくなるケースが多くあります。
首輪を嫌がっている場合は、もう一度リボンやバンダナを付けるところからやり直すことを推奨します。もう一度、首輪に慣れるよう挑戦するときには、愛犬をしっかり褒めることを忘れないようにしましょう。
嫌がるからと、無理やり首輪を付けることは逆効果になるので注意が必要です。たくさんおやつをあげて褒めてを繰り返し、愛犬に自信をつけてあげましょう。
あなたのわんちゃんにはいつから首輪をつけた?時期や慣らした方法についての体験談を紹介
愛犬の首輪の付け始めた時期や、慣らすときに注意した点など、飼い主さんのとったアンケート結果を紹介します。
「40代 女性 K.Kさん 愛犬:柴犬3歳」
0歳の頃から首輪を装着しています。最初は散歩のときだけ使うなど、短時間から始めていきました。慣れてからは常に首輪を付けています。
「30代 女性 A.Sさん 愛犬:ゴールデンレトリバー5歳」
ナイロン製のハーフチョークを使用しています。生後3ヵ月頃から付け始めましたが、最初からあまり嫌がりませんでした。
「40代 女性T.Uさん 愛犬:ミニチュアダックスフンド4歳」
首輪は、本革・合皮・布を用途によって使い分けています。生後4ヶ月頃から首輪を付け始めました。始めは軽い素材でできた首輪を日常的に付けるようにして、徐々に慣らしました。
「40代 男性 T.Oさん 愛犬:ビーグル2歳」
犬にとって肌触りのよい素材でできた首輪を使用しています。首輪は1歳から付け始めました。普段から目の入るところに置いたり、おやつを与えながらつけたりなど警戒心を極力下げるように工夫しました。
ここで紹介した飼い主さんの体験談を参考に、首輪の着用開始時期を検討してみてください。
子犬の首輪はいつから着けるか|生後3か月を目安にお散歩デビューの前に慣れさせよう!
子犬に首輪をつける時期は、生後3か月頃が目安といわれています。最初は首輪に違和感があり頻繫に掻いたり、動き回ったりすることがあります。慌てて首輪を外したりせずに、落ち着くまで見守ることが大切です。
子犬の初めての首輪は、軽く柔らかい素材でできたものを選ぶことをおすすめします。幅は1cm程度であると、違和感なく付けられるでしょう。
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